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宇治十二景をめぐる part.3「橋姫水社」

2017年12月15日

こんにちは、マルです。

宇治では雪の予報がされたりと厳しい寒さが続いています。

今回ご紹介する宇治十二景は「橋姫水社」です。

橋姫神社は、源氏物語「宇治十帖」ゆかりの古跡で、県(あがた)通りに脇にひっそりと鎮座しています。

祭神は瀬織津比咩(せおりつひめ)。宇治橋の守護神「橋姫」と称されています。

境内には瀬織津比咩と、水運の神の住吉神社が並んでまつられています。

 

1870(明治3)年に洪水で流されるまで、橋姫神社は宇治橋西詰にありました。

更にさかのぼって、橋ができた当時(648(大化2)年)には、宇治橋三の間に鎮座していました。

 

橋姫は、平安時代の和歌集「古今和歌集」で

さむしろに 衣かたしき今宵もや 我をまつらん 宇治の橋姫(詠み人知らず)

と男性を待つ愛らしい女性として詠まれている一方、恋愛絡みで嫉妬の鬼女とも言われてきました。

『平家物語』の「剣巻」が橋姫の物語の多くの原型となったとされます。

 

『源氏物語』の「橋姫」は薫君が大君に送った

橋姫の 心を汲みて 高瀬さす 棹のしづくに 袖ぞ濡れぬる

という和歌にちなんでいます。

 

橋を守る女神である橋姫は、縁切りの神でもあり、今も悪縁を切るご利益があると信仰を集めています。

参拝される際や宇治橋を渡る時には、橋姫に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

次回の宇治十二景は「朝日靄暉」をご紹介します。

 

橋姫神社

京都府宇治市宇治蓮華46

アクセス:京阪宇治駅・JR宇治駅より徒歩10分
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