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宇治十二景をめぐる part.5「長橋暁雪」

2018年02月2日

こんにちは、マルです。

先週は全国的に雪が降り、宇治でもほんの少しだけ積もりました。

雪が降り積もった時にだけ見られる、宇治十二景のひとつがあります。

それが「長橋暁雪(ながはしのぎょうせつ)」です。

雪で薄化粧した宇治橋からの眺め

 

長橋暁雪は、雪の日の朝の情景です。

「長橋」は宇治橋、「暁雪」は朝の雪、つまり宇治橋に降り積もった雪が朝日に照らされている様子のこと。

雪の結晶に朝日が当たり、キラキラと輝く様子は、ハッとする美しさです。

 

■ 宇治橋のこと

宇治橋が最初に宇治川に架けられたのは、646年(大化2年)のことで、日本で現存する橋の中では、最も古く由緒があります。

古来より「瀬田唐橋(滋賀)」「山崎橋(京都)」とともに、日本三古橋のひとつに数えられています。

 

橋姫水社でもご紹介した通り、かつて宇治橋三の間には橋姫神社が鎮座していたとされています。

また、豊臣秀吉がこの三の間から宇治川の水を汲み上げ、茶会を開いたといわれています。

現在でも、宇治茶まつりで「名水汲み上げの儀」として伝わっています。

 

橋寺の名で親しまれている放生院には、宇治橋の由来が刻まれた「宇治橋断碑」が残っています。

現在は国の重要文化財に指定され、「多胡碑(群馬)」「多賀城碑(宮城)」とともに、日本三古碑のひとつです。

 

宇治は古くから交通の要所として栄えてきました。

しかしながら、宇治橋は水害や地震などによって何度も壊れ、その度に架けられてきました。

現在の宇治橋は1996年に架けられたものです。

かつてこの橋を渡った人々に思いを馳せながら、宇治橋からの景色を眺めれば、また違った風景が見られるかもしれません。

 

次回は「源氏物語 宇治十帖」にゆかりのある「浮舟古祠」をご紹介します。

 

橋寺(放生院)

場所:京都府宇治市宇治東内11(→Google Map

アクセス:京阪宇治線「宇治」駅から徒歩5分、JR奈良線「宇治」駅から徒歩15分

拝観料:宇治橋断碑のみ200円、本堂300円(小学生以下無料)
※断碑の見学は要問い合わせ

 

←「part.4 朝日靄暉part.6 浮舟古祠」→

 

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