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宇治十二景をめぐる part.7「春岸酴醿」

2018年04月3日

こんにちは、マルです。

春の陽気が心地良い季節となりました。

春の花といえば、桜や梅などが思い浮かびますが、宇治では山吹がちょうどこれから見頃を迎えます。

今回ご紹介する宇治十二景は、春の景色「春岸酴醿(しゅんがんのやまぶき)」です。

 

「春岸」は春の宇治川の岸辺、「酴醿」は山吹のことで、松尾芭蕉は、

山吹や宇治の焙炉の匂ふとき

(宇治で焙炉の匂いがたけなわになる頃、山吹の花が真っ盛りである。)

と詠んでいます。

※焙炉(ほいろ)……手もみ茶を行なう台のこと。

山吹が満開になるころはちょうど新茶の時期。そこかしこから新茶のみずみずしい香りが漂ってきていたのでしょう。

 

山吹は興聖寺の琴坂も有名ですが、

おすすめしたいのが、数多くの花々が心を和ませてくれる花の寺「恵心院(えしんいん)」です。

 

◆ 恵心院

恵心院は、境内に植えられた数多くの花々が心を和ませてくれる「花の寺」として知られています。

寺伝によれば、弘仁13(822)年に空海が創建し、龍泉寺と呼ばれていましたが、平安時代中期の寛弘年間(1004〜1011年)に「往生要集」の著者として名高い、恵心僧都(えしんそうず)によって再興され、恵心院と称するようになりました。

その後、豊臣秀吉、徳川家康の庇護を受け、諸伽藍の整備が行われたと伝わっています。

↑ 境内に咲く色とりどりの花々(3月31日撮影)

 

私が訪れた3月31日にはまだ数輪が咲くばかりでしたが、山吹は4月から5月にかけて見頃を迎えます。

宇治に来られた際には、ぜひ花の寺 恵心院に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

次回の宇治十二景は「薄暮柴舟」をご紹介します。

 

真言宗 朝日山  恵心院

場所:京都府宇治市宇治山田67 (→Google Map)
アクセス:JR宇治駅より徒歩15分、京阪宇治駅より徒歩10分

 

part.6 浮舟古祠part.8 薄暮柴舟

 

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