まりもが行く、茶畑と工場見学 part2 「ヤマサンのお茶を作る、堀田園」
茶畑を見学した後に向かった先はヤマサンのお茶を製造している「堀田園〔ほったえん〕」です。
堀田園ではお茶の作られ方を教えていただいたり、工場見学、堀田園が実際に作っているお茶を試飲、抹茶体験をさせていただきました!
約4ヶ月弱インターンシップをしている私ですが、初めて「ヤマサンのお茶を作っている方たち」にお会いしました。
ヤマサンで働いていて、ヤマサンがどれだけ商品にこだわりを持っているか知っているからこそ
「ヤマサンの商品どんな人たちが作っているのか」が気になっていました。
茶畑見学をしたことを聞いて、いろいろなお茶がどんな風に作られているのかを、丁寧に冗談も交えながら気さくに教えていただきました。工場も見学させていただきました。
そんな中でも私が最も印象に残っているのは、堀田園で飲んだ「玉露水出し」と「玉露抹茶」です。〔画像は玉露抹茶〕
中に案内してもらって「よかったらどうぞ~」といただいた、はじめのお茶が玉露の水出し茶でした。
日頃、私が飲むお茶はペットボトルのお茶ばかりで、「玉露の旨味が~」「お茶のコクが~」というのは広告の台詞だと思い込んで、「お茶に旨味なんて本当にあるの??」と思っていました。この玉露の水出しを飲むまでは
飲んだ直後の感想を私が走り書きしたものがこちらです。他のメモもあって見難くてすみません・・・。
「茶の味なのにコク、うま味がある」 「お茶漬けにしたくなる」 「だしみたいなお茶」
「びっくりするくらい今まで飲んでたペットボトルのお茶と違う」 「口の中がずっと美味しい」と書いてます。
本当にうま味がものすごいんです。
玉露やかぶせ茶など「カテキンを控えめにした、うま味が特徴的なお茶」は低温で飲むのが適しています。
高温で飲むと、カテキンが発生して苦味が出てきてしまうからです。種類でお茶の美味しい入れ方も変わります。
玉露抹茶は実際に私たちがたてて、飲みました。
抹茶は水出し茶に比べて旨味も濃厚で、「こんなの飲んだことがない、今まで飲んでた抹茶はなんだったんだ」と思うほどでした。
堀田園で頂いたお茶は美味しいだけあって、高い値段のものでした。
ヤマサンの商品もこだわっているだけあって、食品としては手の出しにくい値段のものもあります。
でも私は堀田園の抹茶を飲んでから、「安い適当なものより、ちょっと高くても本当に自分が美味しいと思うものにお金を使いたい」と思いました。
「安くて美味しいものがいい」、「便利なものがいい」などお客様のニーズに答えたものを作るのは大切なことです。
でもお客様が本当に美味しいものに出会って、感動したり、食の大切さや本来の美味しさに気がつくきっかけを提供することも大切です。人にとって“意味あるもの”というのは、きっとこういうものなのだと思います。
ヤマサンはお客様の声を大切にしています。そしてお客様にとって“意味あるもの”も生み出したいと思っています。
茶畑と堀田園を1日見学する時間をいただけてとてもよかったです。ありがとうございました。
インターンシップ生 まりも