まりもが行く、茶畑と工場見学 part2.5 番外編 「抹茶の点て方、お茶の入れ方」
堀田園を訪問したときに抹茶の点て方、お茶の適切な温度など、たくさんのことを教わりました。
また、抹茶や煎茶など日本特有の飲み物の入れ方をきちんと知らなかった自分が恥ずかしくなりました。
みなさん抹茶の点て方、急須でのお茶の入れ方ちゃんと知っていますか?
若い人だったら急須自体が家にない人が大半ですし、知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は抹茶の点て方、急須でのお茶の入れ方について紹介したいと思います。
まずは、抹茶の点て方
①茶碗に抹茶を茶杓で2杯ほど入れます
②少しだけお湯を入れ、抹茶をお湯を練り合わせます ※こうすることで抹茶の玉がなくなります
③茶碗の1/3くらいに80℃前後のお湯を入れます
④茶碗を押さえ、手首を使って前後に混ぜます ※肩や手首に力を入れずに混ぜるのがコツです
⑤最後は表面を整えるように円を描く様にして茶筅をそっと離します ※泡がきれいにたつとクリーミーになります
完成です!
とても緑が鮮やかですよね。いい抹茶は色も味もすばらしいです。
次に、煎茶の入れ方(3人分)
①急須に茶葉を山盛りで大さじ2杯入れます
②沸騰したお湯を茶碗に注ぎ、70~80℃くらいになるまで冷まして急須に入れます
③蓋をして、1分ほど待ちます
④お茶を回し注ぎしながら注ぎます。
回し注ぎとは、急須を回しながら入れる方法ではなく、三つの湯飲みを順番に注いでいくことで味の濃さを均等にする方法です。(参考資料:宇治茶大好き)
1回目のお茶は最後まで絞りきって、2回目からはお湯の温度を高めで待ち時間を短くして飲むといいです
完成です!
是非お茶を入れたいときに参考にしてみてくださいね。
玉露は40℃(人肌くらい)~60℃、煎茶は70℃~80℃が適温と言われています。
苦味より旨味を味わいたいとき、旨味が特徴のお茶は低めの温度で飲むことがおすすめです♪
抹茶も、煎茶もお客さんが家に来たときに出せるって日本人らしくて素敵じゃないですか?
最近ペットボトルのお茶がどんどん本格的になりつつありますが、やっぱり急須のお茶や水出し茶、抹茶は一味違うなと思いました。それにお茶は飲むだけでなく、入れることにも意味があるような気がします。
「あなたのために入れた」「わたしのために入れてくれた」と飲んでほっこり感じるのは急須で入れたお茶や抹茶だけです。ほっこりしたいとき、ほっこりさせたいときお茶をいれてみてはいかがでしょうか?
インターンシップ生 まりも
参考
宇治茶大好き (公社)京都府茶業会議所 京都府茶生産協議会 京都府茶協同組合