緑茶の国内消費量が2割減少
最近色々な会社がお茶(抹茶)のビジネスに力を入れ始めています。
「上から読んでも、下から読んでも」
のCMで有名な海苔の老舗「山本山」。
実は創業はお茶屋さん。
そこで、最近はお茶の販売、特にこれから「ハーブティー」に力を入れていくようです。
2016年の緑茶の国内消費量は7万9710トン。
なんと、この10年で2割も減少しています。。。
背景には日本人の生活スタイルの変化があり、「食後の一杯」「休憩時間の一杯」
が珈琲に代り、コーヒーの消費は1割増加しています。
ちなみに、総務省の統計で2013~15年の珈琲豆の年間消費量はなんと京都が1番。
コンビニで100円出せば挽きたての美味しい珈琲が飲める時代。
日本人がお茶を飲む機会が確実に減ってきていますね。
一方、和食ブームが盛り上がる海外ではお茶の需要が伸びています。
財務相の統計をみると、16年の緑茶の輸出量は4,108㌧。
10年2.6倍に増えています。
輸出先の1位は米国、2位はドイツ、以下シンガポール、台湾、香港・・・。
茶願寿Cafeでも抹茶の無料体験などお茶の文化に触れてもらう機会をつくって
いますが、もっと出来ることはないか考えないといけませんね。
そして、日本の方にも「お茶の文化」をもっと広めていきたい。
伝統や文化はとても大事ですが、ライフスタイルが変化しているなかで、
いかにその変化に合わせていけるか。
お客様の声をもっと聴く必要があると感じました。
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