宇治のご当地グルメ 宇治茶漬け
こんにちは~!
いつもヤマサンブログ読んでいただきありがとうございます!
今回は宇治のご当地グルメについて紹介したいと思います。
宇治は宇治茶が名産品なのは多くの人が知っていると思います。
抹茶も飲み物としてだけでなく、スイーツとしてもとても愛されていますよね。
そんな中で全国であまり知られてない宇治のご当地グルメがあります。
それが「宇治茶漬け」です。
宇治茶漬けには定義があって、
「宇治茶を使うこと」
「宇治茶に合う食材を使用すること」 この二つが条件になっています。
この定義を守ったメニューだけが「宇治茶漬け」として認定され、宇治茶漬けを提供しているのは茶願寿含め12店舗のお店だけです。それぞれお店によってオリジナリティのある宇治茶漬けがあります。
今回は宇治茶漬け作りに携わった茶願寿の店長にいろいろ聞いてみました。
私:茶願寿の宇治茶漬けはどんな宇治茶漬けなんですか?
店長:うちのお店はスイーツもごはんも提供しているから、スイーツな宇治茶漬けと普通の宇治茶漬けどっちも作りたかったんです。だから「ぜんざい茶漬け」、「季節の宇治茶漬け」二種類を提供してます。(左がぜんざい茶漬けで、右が季節の宇治茶漬けです)
私:うわ~美味しそう~!!二種類の宇治茶漬けを提供しているのって茶願寿だけですよね!この二つの宇治茶漬けを作るにあたって、それぞれこだわったところはありますか?
店長:季節の宇治茶漬けでこだわったのは「味の変化」かな。ただ美味しいだけより、「味が変化する楽しみ」を味わって欲しいと思ってます。なめこしそでシソの風味が味わえたり、ササミわさび醤油はわさびの風味、すだちでは酸味も味わえます。たけのこは味がついているから、そのまま食べても一緒に食べても美味しいですよ。
店長:ぜんざい宇治茶漬けでは、普通ぜんざいって白玉を使うんやけど、それじゃ味気ないかなと思っておもちを使ってます。抹茶につけて食べるから甘めのとろっとした抹茶ラテを使って甘めに仕上げました。甘いものが好きなお客様におすすめです。
私:他のお店の宇治茶漬けって煎茶を使っているところが多い印象なんですけど、茶願寿の「季節の宇治茶漬け」は「玉露旨み出汁」を使ってますよね。普通の出汁茶漬けとなにが違うんですか?
店長:出汁茶漬けって普通のお茶漬けより食べやすいんです。それに玉露が入ってることで臭みとかをなくして、旨味を引き出してくれるから玉露旨み出汁はとってもいいんです。食べやすいから年代問わずおすすめなのが季節の宇治茶漬けの特徴です。
私:お茶漬けに使ってる玉露旨み出汁って茶願寿でも販売してるんですね。この味がどの家庭でも出せるようになってもいいんですか?
店長:茶願寿はそもそも「こだわりの商品」を沢山置いているお店だから、販売している商品の良さをもっと知ってほしいんです。茶願寿にカフェスペースがあるのも全商品試食可能な中でいろんな商品を座ってゆっくり試して欲しいのがきっかけなんですよ。
店長:そんな観光や買い物を楽しみたいお客様のためのお店だから、お料理が出る時間も他の店に比べて早いんです。野菜クレープは2~3分で出せるし、うどんとかでも5分あれば出せます。どんなに混んでいても大体10分以内にはお料理を出せます。
私:確かに以前宇治観光シリーズのときに茶願寿で冷し茶そばを注文したときも5分くらいで出てきました。忙しい中インタビュー答えてくれてありがとうございました!
店長:こちらこそありがとう!(この後すぐに野菜クレープを焼いてました。本当に2~3分でお客様に渡してました。)
最近話題になるカフェや飲食店は「見た目のこだわり」が強い印象があります。
盛り付けが可愛かったり、食器が個性的だったり、珍しい食べ方をしたり「見て楽しい料理、食べて楽しい料理」を提供するお店がどんどん増えてきました。
そういう料理は「お店でしか食べられない料理」だからすごく魅力的だと思います。
でもそういうお店で「家に持って帰りたいくらい料理」に出会ったとしても、見た目や食べ方、味は持って帰れません。「食べて幸せ」なのは「そこを訪れたときだけ」なのです。
でも「食べて幸せ」が日々の生活にあったほうが幸せじゃないですか?
生きていて食べる回数は限られていて、その分「食べて幸せ」も有限です。
1年(365日)で食事をする回数は1日3食とすると1095回です。1年間でも朝食を抜いてしまったりすればもっと減ります。
「ちゃんとした食事をとれた」って思える日って1年で何回あるんだろう…。
インターンシップ生 まりも
P.S. もし宇治茶漬けについて詳しく知りたい方いましたら、こちらにアクセスしてみてください!
→ 京都宇治ご当地グルメ~宇治茶漬け~