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宇治十二景をめぐる part.8「薄暮柴舟」

2018年05月18日

こんにちは、マルです。

5月も半ば、もうすぐ春も終わり、梅雨の時期を迎えます。

今回ご紹介する宇治十二景は、「薄暮柴舟(はくぼのしばぶね)」です。

(喜撰橋から撮影)

 

柴舟は、薪や垣にするために宇治川上流で刈り取った柴を積んで、川の流れで運ぶための舟です。

薄暮、夕方の暮れかけたころに、宇治川を下っていく柴舟の情景が目に浮かびます。

古来より、網代(あじろ)や川霧などとともに歌に詠まれ、今も多くの歌が残されています。

 

新古今和歌集には、

暮れてゆく 春のみなとは 知らねども 霞に落つる 宇治の柴舟

という寂蓮法師が詠んだ歌があります。

(意訳:だんだんと終わりに近づいていく、春の行き着くところは知らないけれど、今、霞の中に落ちるように下っていく、宇治の柴舟とともに春が去っていく。)

 

現在では柴舟を見ることはできませんが、観光舟で川遊びを楽しむことができます。

梅雨が明ければ、緑がまぶしい夏がやってきます。

宇治川で涼を感じてはいかがでしょうか。

 

次回の宇治十二景は、「清湍蛍火」をご紹介します。

 

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