シリコンバレーの視察で感じたこと
年間に1万社が企業し1万社が廃業すると言われているシリコンバレー。これまでも名だたる世界的に有名な大企業、「google」「Apple」「Fecebook」「Paypal」「Twiter」などなどITを屈指して様々な産業革命を起こしてきました。
その第四次産業革命の中心と言われているシリコンバーレでの学びは、驚きの連続と共に、今後未来がどのように変化していくのかを、肌で感じることができました。街には自動運転の車(googleカー)や電気自動車(テスラモーターズ)が数多く走っており、今後、自社の強みを活かし、市場の変化を常に考え、顧客のニーズ察知しAIやIoTを活かしてどのようにビジネスモデル変化させていくのか。今までの常識に捉われずに物事を見る目を持つことが大切だと改めて感じました。
また、そのためには訪問した企業で何度も話をされていた、アメリカの企業文化である
①失敗を認める文化(失敗の数だけ成功に近づくという考え方がある)
②まずやってみる!(小さく初めて小さく失敗し、次につなげる!トライの繰り返し)
③スピード・決断の速さ(日本で1ヶ月掛かるものがアメリカでは2時間)が必要であると確信しました。
そして、同じビジネスモデルは3年しかもたないと言われる中で、イノベーションを起こすために「両利き経営」が必要であると学びました。両利き経営とは今の事業の深堀と自分たちのエリア以外のことへの探求(取り組み)を考えて経営をすること。そして、両利き経営に必要な要素としては、
①大きな/伸びている市場の調査・市場データの収集
②製品の長所を調査・開発担当者に聞く・ユーザーから学ぶ・コアコンピテンシー、
③顧客の必要性を調査・社会の働き・多くの人と話す。
④既存ビジネス(X軸)
⑤延長ビジネス(Y軸)
⑥新規ビジネス(Z軸)の3つの軸でものごとを見つめる習慣が必要である。と自分なりに解釈しました。
また、今回企業訪問をして1番感じたことは、ビジョンや理念の明確さでした。どの企業もとても分かり易く具体的で、事業領域、やるべきことが明確であり、そしてお客様の共感を得られるようなビジョンでした。お客様の困り事を解決し、お客様・社会に貢献するビジョンづくりが必要だと強く感じました。
弊社の経営理念である「こだわりの美味伝承を通じ豊かなライフスタイルを創造する」を実現するために、一人でも多くのお客様のお役に立ち、そしてお喜びいただけるようにこれからも頑張ります。