【宇治のイベント情報】あがた祭と大幣神事
こんにちは、マルです。
平等院の参道に入る手前、大鳥居から続く道は縣(あがた)神社の参道で、「あがた通り」と呼ばれています。
平等院のすぐ南にある縣神社の祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめ)。縁結び、安産の神として知られています。
(縣神社/写真協力:宇治市)
あがた祭は、毎年6月5日から6日未明にかけて行われる縣神社の例祭で、暗闇の中を梵天(神の依代)が渡御する勇壮な「ぶん回し」が見どころとなっています。
深夜に沿道の灯火を全て消して暗闇の中を梵天渡御が行われることから、別名「暗夜の奇祭」などと呼ばれており、宇治を代表するお祭のひとつです。
(あがた祭/写真協力:宇治市)
当日はあがた通り、本町通り、新町通りを結ぶ三角形の通りに露店が500店余り出店し、十数万人の見物客で終日賑わいます。(あがた祭の写真は縣神社HPでご覧になれます→http://www.agatajinjya.com)
茶願寿カフェでも、スッキリ爽やかな甘さが人気の「グリーンティー」や「抹茶ソフトクリーム」、「ラ・ジェレ」(新感覚ふわふわジェラートの飲むアイス)などを店舗前で販売しております!ぜひお立ち寄りくださいね。
※あがた祭当日の交通規制について
6月5日(月)はあがた祭の開催に伴い、宇治橋通り・あがた通り・本町通り周辺に臨時交通規制が実施されます。→あがた祭臨時交通規制図(宇治市公式HP)
茶願寿カフェ・宇治こまちは両店共に交通規制の実施地域内のため、
【6月5日(月)午前10:00〜6月6日(火)午前1:00まで】の間は、車・バイク等で、店の近くまでお越しいただくことが出来ません。
あがた祭当日は大変混雑いたしますので、お越しの方は、なるべく公共交通機関をご利用ください。
また翌々日の6月8日(木)には「大幣神事」が、同じく縣神社にて執り行われます。
平安朝以来の道饗祭(みちあえのまつり)で、町の人々からは「大幣さん」と慕われている神事です。
宇治の街の静謐を願って行われるこの神事の中で「疫病」を祓い宇治川に流します。
縣神社の大幣殿を出た大幣は幣差、神馬など多くのお供と共に、あがた通り、新町通り、本町通りを町の角々で御祓いの儀式をしながら進みます。
帰着後大幣殿で3回転させて地面に叩きつけた大幣を、12人の幣差が県通りを宇治橋まで引きずって走り、宇治橋の上から角々で祓われた疫病と共に川に流します。
宇治の伝統を感じられる神事をぜひご覧ください。
縣(あがた)神社
所在地:〒611-0021 宇治市宇治蓮華72(→Google地図)
アクセス:京阪宇治線「宇治」駅より徒歩8分、またはJR奈良線「宇治」駅より徒歩10分
TEL:0774-21-3014
ヤマサン企画 マル