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生産者とともに育てたお茶
茶葉はそれぞれ味・かたち・香りに特色を持っています。そのため、良品質のお茶を求めて生産地の現地調査を行い、生産農家との意見交換や研究会、時には販売者も交えてミーティングを行います。今まで培ってきたノウハウの積み重ねで、独自の仕入れルートを構築し、生産農家との強い結びつきを育んできました。
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ブレンドが決めるお茶の風味
お茶は消費される地域や用途によりお茶の嗜好が異なりますので、通常は数種類のお茶をブレンドします。このブレンドが最終的にお茶の風味を決定します。当社では全国茶審査技術競技大会において優秀な成績を修め、全国茶業連合青年団に認定された専門技師4名と、当社名誉顧問で全国茶審査技術競技大会三度優勝の茶師が、お客様のニーズに合わせた商品をご提案しお届けしております。
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安心・安全のこだわり
私どもは、自然に恵まれた京都宇治の地を愛し、自然の恵みに深く感謝しつつ茶業に携わっています。
時代のニーズやお客様のリクエストに応じた情報をもとに、京都宇治の歴史と伝統を受け継いだ匠の技と最新のテクノロジーを融合することで、お客様に喜んで頂けるお茶をご提供することを心掛けております。
また、早くから全てのお茶に対してトレサビリティー制度や残留農薬検査、一般生菌数検査、放射能検査など科学的な分析データからも「安心・安全」なお茶をご提供します。
さらに、日本茶業界の先駆けとして有機栽培茶も取扱い、生産農家と一緒に取り組んだ知識と経験を生かすことで、より高品質なお茶作りを目指し、厳しい世界基準をクリアした設備も完備しております。 -
品質を保つために
なぜ、弊社が契約農家さんと仕事をするかというと、こだわりをもってお茶を栽培している方が多いからです。
例えば、契約農家さんの中に尾崎さんという農家さんがいらっしゃいます。尾崎さんは肥培管理(肥料の管理)と、焙煎(茶葉原料の仕上げ乾燥)が得意です。数あるお茶の中でも、『このお茶は香りが違う!尾崎のお茶ですね?』と言われるようなお茶を作られます。
もう一つの理由は、安定した品質と量の確保です。通年変わらぬ茶葉の品質を保つために、契約農家さんと契約しております。 -
一番茶へのこだわり
お茶は年間を通して約4回摘み取られます。 一番茶は、その年の最初、4月下旬から5月中旬に摘まれる初ものの旬なお茶で「新茶」とも言われます。
これは、秋から冬を越えて、新年の春一番に成長する芽を摘んで製茶したお茶であり、フレッシュで品質が最も良い茶葉で、農薬が少ないお茶です。 ほかに二番茶、三番茶、秋番茶、春番茶があります。
これらは、製造家によって異なりますが、主に摘み残された茶葉で、茶の株を整枝するために刈り取られたお茶です。
私たちは美味しい一番茶を安心・安全にお飲みいただくために、京都産一番茶のみにこだわり、厳選して使用しております。京都宇治の茶師 畠山友晴氏 -
自社工場で毎日焙煎加工
自社工場から直接出荷することにこだわるのは、常に出来たてのお茶を出荷直前につめることができるため、そして新鮮・美味しい高品質のお茶をお届けすることができるからです。 弊社工場では、ほぼ毎日焙煎加工しております。ご注文がある度に出来たてのお茶をつめさせていただきます。更に、契約農家と共に有機栽培緑茶を一部製造卸販売致しております。また、ISO9001、有機JAS認定を取得し、食に対する安心・安全にも力を注いています。
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お茶を飲むということ
体験教室で、ある小学校を訪問した時の話です。子供たちに急須を見せたところ、7割の生徒が急須を知りませんでした。今はお茶をペットボトルで飲むことが主流となり、日常のシーンでは急須で淹れたお茶を飲むということがほとんどありません。急須で淹れたお茶とペットボトルのお茶では、味・香・色とも急須のお茶が勝るのは歴然です。
お茶には自然の恵みがたくさん含まれており、健康維持にも最適です。また、急須で淹れたお茶でなければ栄養分を摂取することができません。そして何よりも、お茶を淹れる時の流れは心が和みます。おひとりでゆっくりした時間を過ごしたい時や、家族団欒のひとときにはお茶を通じて心と身体に安らぎを注いでくれる格別なものとなります。私たちは契約農家と共に最良のお茶を育て、お客様に安心・安全な商品をお届けすることにこだわります。